こんにちは!
30代で妊娠に成功した「ぴよこ」です。
あなたは「葉酸」ってご存知ですか?
葉酸が妊活に必要であることは有名ですが、具体的にどのような効果があるのかご説明します。
- 葉酸とは
- 葉酸が妊活に必要な理由
- 葉酸を多く含む食べ物
- 葉酸と一緒に摂ると良い栄養素
最後までご覧ください♪
葉酸とは
葉酸はビタミンB群の一種でビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれる栄養素のひとつです。
ビタミンには「水溶性ビタミン」と「脂溶性ビタミン」がありますが、葉酸(ビタミンB群)は「水溶性ビタミン」に分類されます。
脂溶性ビタミンは脂肪(脂質)に溶け、肝臓や脂肪組織に蓄えられます。ビタミンAまたはDを過剰に摂取すると、体内に蓄積して有害な影響が現れることがあります。
水溶性はビタミンは水に溶けます。尿から排泄され、脂溶性ビタミンよりも早く体外に排出される傾向があります。水溶性ビタミンは、食品の保存や調理によって破壊されやすい傾向があります。
葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるビタミンです。
DNAやRNAなどの核酸やたんぱく質の生合成を促進し、細胞の生産や再生を助けることから、体の発育にも重要なビタミンです。
葉酸が妊活に必要な理由
厚生労働省は、妊娠を計画している女性や妊娠中の女性は通常の食事からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日400μgのモノグルタミン酸型葉酸を摂取することを推奨しています。
妊娠の1か月以上前から妊娠初期の3か月を特に意識して摂取しましょう。
葉酸をきちんと摂ることで、胎児の異常(神経管閉鎖障害)の発症リスクを減らすことができると考えられています。
受胎後28日頃にできてくる胎児の神経管に障害が起こり、二分脊椎や無脳症、髄膜瘤(ずいまくりゅう)などを生じることです。日本での発症は、脊椎に癒着不全が生じる二分脊椎が大部分を占めます。
二分脊椎にかかると、産後早期の背中の手術治療のほか、歩行障害、排せつ障害の治療など、生涯にわたるリハビリが必要になることがあります。
葉酸を多く含む食べ物
生の緑色の葉野菜、アスパラガス、ブロッコリー、果物(特にかんきつ類)、レバーなどの内臓肉、乾燥酵母、栄養強化したパンやパスタおよびシリアルなどには、葉酸が豊富に含まれています。
食品中では、葉酸はほとんどがポリグルタミン酸型として存在しています。
オレンジジュースやバナナには、ポリグルタミン酸型の葉酸を、吸収可能なモノグルタミン酸型に変える酵素を阻害する化合物が含まれているため、摂取には注意が必要です。
葉酸と一緒に摂ると良い栄養素
葉酸の吸収と代謝には、亜鉛、ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB12の5つの栄養素が深く関わっており、これらの栄養素を同時に摂取することにより、体内で葉酸を上手く働かせることができます。
タンパク質の合成や免疫機能、糖代謝に深く関係しているミネラルです。食物に含まれる葉酸を体内に取り込むために酵素の働きが必要ですが、この酵素の働きを亜鉛が助けます。
美容のためのビタミンとしておなじみですが、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるために不可欠な栄養素です。葉酸との関連では、生体内で活性化された葉酸を維持するために欠かせません。
タンパク質を合成し、筋肉や血液をつくるときに必要なビタミンです。また、タンパク質の代謝にも深く関わっており、不足すると皮膚炎や口内炎などを起こします。生体内で活性化された葉酸の代謝にも関わっています。
生体内では糖質、脂質、タンパク質を代謝してエネルギーにしていますが、このエネルギー代謝に深く関わっています。生体内での葉酸の代謝にも必須のビタミンです。
生体内では葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビンの生成に深く関わっていて、不足すると貧血などを起こします。また、葉酸の代謝サイクルの最終段階で、葉酸の再生成に関わる酵素の働きを助けます。
まとめ:葉酸は胎児の成長に欠かせない栄養素
葉酸はビタミンB群の一つであり、生体内では赤血球の形成過程に大きく関わっています。
また胎児の生育に関わる非常に重要なビタミンで、妊活・妊娠中には葉酸の需要が増大し、通常時の2倍以上の葉酸が必要になるといわれています。
大切な赤ちゃんを迎えるために、妊活・妊娠中に葉酸をしっかり摂取することが大切です。
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