こんにちは!
30代で妊娠に成功した「ぴよこ」です。
なかなか妊娠できない!とお悩みのあなたに、子作りするベストなタイミングについて解説します。
計画的な性交渉で今度こそ妊娠しましょう。
タイミング法
タイミング法とは、排卵日を予測し最も妊娠の可能性が高いその日に性交渉をもつ方法です。
妊娠するためには、卵子が排卵されたときに卵管内に精子がいなければなりません。
卵子の寿命はおよそ1日、精子の寿命はおよそ3日程度です。
そのため、排卵日の3日前ぐらいから性交渉を持つと、妊娠の可能性が高まります。
ただし、排卵日には個人差があり、予測は少し難しいです。
通常であれば、月経周期が28日周期の場合、生理が始まった日から約2週間後に排卵が起こると考えます。
月経の始まった日を1日目として数え、14日目が排卵日になりますが、そもそも月経周期が不規則な人は予測しにくいですね。
そのほか、排卵日を予測するには、①基礎体温表や②排卵日検査薬(処方箋薬局で購入可)で調べる方法のほか、婦人科・不妊治療専門の医療機関などで行う③卵胞チェック(エコー検査)などの方法があります。
セックスの回数も実は重要
妊娠のしやすさはセックスの回数と関係があります。
そもそも週に2~3回性交渉があるカップルなら、精子がいつも女性の体内にある状態なので、いつ排卵しても妊娠できる状態にあります。
そうした状態にあるカップルの妊娠確立は1年間で85%と言われています。
逆に言うと、性交渉がそもそも少ないカップルは、それだけ妊娠の可能性が落ちてしまいます。
また、年齢とともに卵子は老化していき、妊娠の確率は下がります。
若いカップルで自然な性欲があるなら、排卵日にあわせて無理に性交渉をするよりも、性交渉の回数自体を増やしたほうが妊娠しやすいでしょう。
基礎体温表で調べる排卵日
基礎体温は、主に自分のおおまかな体温変化や体調を観察するもの。
最近は基礎体温を入力することによって排卵日を予測してくれるスマホアプリなども出てきています。
基礎体温やおりものの変化などをチェックしておくことで、だいたいの排卵日がわかるようになる人もいますが、「絶対ここ!」という正確な排卵日を特定するのはなかなか難しいものです。
基礎体温は、細かい数値をひとつひとつ気にしてもあまり意味がありません。
ひと月の大きな波のうねりを見ていくようにしましょう。
通常、高温期と低温期の二相に分かれ、排卵が終わると体温が上がります。
「予測した日と実際の排卵日」を、あとで確認する目的で使うのも一案です。
排卵日検査薬で調べる排卵日
排卵日検査薬(処方箋薬局で購入可)は、尿中のLH(黄体形成ホルモン)濃度の上昇をとらえ排卵日を予測します。
一般的に、血中および尿中のLH濃度の上昇が始まってから約36時間以内に排卵が起こることが知られています。
上手な使い方としては、基礎体温をつけておいて、予想した排卵日の少し前から検査薬の使用を始めたらどうでしょう。
月経周期が28日の人なら、月経開始日から数えて12日目ぐらいから検査を始めます。
陽性が出たら、排卵が終わるまでは2~3日に1回は性交渉をもちましょう。
高温期(排卵後)になってから検査薬を使っても、意味がありません。
排卵したあとよりも排卵直前のほうがおすすめ
卵子の寿命は排卵後24時間ほど。
つまり卵子が卵管に入った時点で寿命が比較的長い精子がすでに待っている状態が理想的だといえるでしょう。
そのためには、排卵後よりも、多少タイミングがずれても受精の可能性がある排卵前にセックスをしたほうがよいのです。
これが、排卵直前のほうがおすすめの理由。
排卵日の翌日でも間に合う可能性はありますが、妊娠しやすいベストタイミングは、排卵日前日+排卵日です。
精子をよりよい状態にするためのポイント
精子は実はとてもデリケートにできていて、男性の体調やストレスに影響を受けやすいといわれています。
精子の数や運動率は一定ではなく、ときによってかなり変動します。
また病気にかかっていたり、飲んでいる薬が影響する場合もありますし、タバコ、アルコールも度を超えると悪影響を及ぼします。
タイミング法での成功率は?
妊娠しやすい人が、タイミングのあった性交をすると、16~18%位妊娠すると言われていますが、それは不妊症でない人の場合です。
不妊症でない人は、避妊しなければ半年で70%、1年で90%妊娠します。
1年で簡単に妊娠できない人が、不妊症の人です。
不妊症の人が何もせず妊娠する確率は、―周期約2%と言われています。
排卵の薬を使ってもタイミングではせいぜい数%です。
まとめ:タイミング法で計画的に妊娠する
タイミング療法はどのタイミングでやめたらいいのか?について、悩む人が多くいます。
特に30代も半ばをこえた方などは、年齢的にも焦りがでて、半年も続けるのか・・・と思ってしまうものです。
さらに、内診についても、何度受けてもなれない・・・という事が多いです。
やめる勇気もないし、相談できる相手が医師しかいない・・などストレスがたまることも多くあります。
疲れたら、一度治療を休むのもひとつの手です。
不妊治療は焦らず、しっかりとした情報をあつめて、よい病院、よいクリニック、よい先生を探すようにしてください。